2018.08.07
汗をかくとは?
暑い日が続いています。
7月の高松は、最高気温35℃以上の日が13日間ありました
7月24日の最高気温は、37.1℃。
さらに8月5日の最高気温は、なんと、37.7℃。
今年の夏は格別に暑い!!
私たちは、気温が高い環境にいたり、運動をすると汗をかきます。
では、なぜ汗をかくのでしょうか?
それは、体温が上がり過ぎないように体を冷やすためです。
汗をかくとその汗が蒸発します。
その時に体から熱を奪い、それによって体が冷やされるのです。
「打ち水」と同じ原理ですね。
つまり、暑い夏に汗をかく事は体温を調節するために大切な事なのです。
大量に汗をかくと、体から急激に水分やミネラルが失われます。
失われた物を補給しないと、汗をかいて体温を調節できなくなります。
また、水分が失われる事で血液量が減ると体内での循環がうまくいかなくなり必要な酸素や栄養素、不要な老廃物などを運ぶ機能が低下します。
ミネラルのバランスが崩れる事で、神経へ影響を及ぼす事もあります。
その結果、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こるのです。
成人の体の約60%が水分であり、のどの渇きを感じた時にはすでに2%程度の水分が失われていると言われてます。
慌てて一気に水分を摂っても一度に吸収できる量には限界があります。
だから、体温調節のために大量に汗をかく夏の水分補給は喉の渇きを感じる前にこまめに行う必要があります。
スポーツドリンクは水分とミネラルのバランスを吸収しやすいように考えて作られているので、大量に汗をかくときには活用してみて下さい。
また、寝ている時にも汗をかきます。
夏の朝。
目覚めた時。
他の季節に比べて、のどの渇きを感じていませんか?
寝る前にも、起きた時にも水分補給を忘れずに。
ちなみに水分を5%失うと、脱水症状や熱中症などの症状があらわれ、10%失うと、筋肉のけいれんや循環不全が起こり、死に至る場合もあります。
まだまだ暑い日が続きます。
上手に水分補給をして、夏を乗り切りましょう。